フレームワーク採用の問い合わせがあったので、知り合いの技術者に尋ねてみたが、返ってくる答えは、「どっちでもいいけど」だった。そして共通して認識してるのは「結局、フレームワーク通りにすんなり作れることは稀だし」という諦め感。

「もし、フレームワークを使いたいと言ったらどお?」と尋ねたら、「作れと言われたら、やりますけど、フレームワークは、その枠を逸脱したときに面倒。特に、見えないところに制約というか、やっちゃマズイようなことが、潜んでると、根本的に見直さなきゃいけなくて、結局、フレームワークを使わず、特殊バージョンになったり、フレームワークを改造してしまい、保守運用が大変になったり、心配事が増えるから、個人的には好きじゃない」と言う。

他のベンダーさんにも、同じ質問をしてみたところ、「フレームワークは、使う技術者が熟知していないとマズイと思います。結局はフレームワークがブラックボックスな訳だから、こちらの都合がイイことだらけではないですからね。例えば性能。汎用ほど性能なんて出る訳が無いのに、性能が出ないと言う議論はおかしいと思います。」確かに、このところ、性能問題がチラホラ話題に出てくる。この話しはまた別ページで。

今回、フレームワークの採用で聞いた技術者は、腕前はそれなりで、信頼できるヤツらばかりだ。この質問の解答は恐らく同じだろうと思っていたので、少し安心している。デキる技術者にすれば、誰が作ったものか判らないモノを使って開発しても、行き着く先の問題点が見えていて、結局、ほらね!と彼らの思っていた通りに頼らざる得ないと言うことは一理ある。
もし、この記事を読んで、フレームワークの採用を考えているなら、開発コストは嵩むかもしれないが、フレームワークはやめて腕利きの技術者に依頼した方が、運用が始まり「しまった!」と思うことは無いと思う。